最近、よくこの言葉を見かけたり、耳にしたりしませんか?
勝間勝代さんの著書「起きていることはすべて正しい」の中にも「偶然の出来事の中でチャンスを発見する能力」として紹介されていますね。

私がこの言葉と出会ったのは、ある小冊子。ノーベル化学賞受賞者の白川博士が電気を通すプラスチックを発見した時のエピソードでした。そして同じ頃、家族が購入した「セレンデップの三人の王子」の本。スリランカで生まれた三人の王子が思いがけぬ経験を積み、新しい知識を身に付け、祖国を難局から救うお話。生化学者早石修先生が日経新聞の「私の履歴書」で紹介していたのでおもしろそうだと思い買ったそうです。おもしろくってあっと言う間に読んでしまいました。
セレンディピティという言葉は、「セレンデップの三人の王子」の故事にちなみ、周到に計画したことだけでなく、思わぬ偶然に導かれた科学上の発見と呼び、科学の世界を中心に注目されてきました。偶然、貴重なことを発見するその能力を言うそうです。

 私なりのセレンディピティの解釈ですが・・・おなじものにであっても「おやっ」と思う人と、思わない人がいます。「おやっ」と思う人には、その準備がその人の中にできているということ。思考の蓄積ですね。また「問い」も大切な要素です。セレンディピティは、座しては生まれない、ものなのでしょう。ものや人、現象などとの出会いを幸福なる偶然に変えるには、積極的なアクション、関わりがキーポイントと理解しました。

 そうしているうちに、昨年NPOコンサルタント入門講座でお世話になった、NPO法人パブリックリソースセンターの田嶋さんから、「NPOとソーシャルインクルージョン」播磨靖夫氏(財団法人たんぽぽの家理事長)のインタビューデータを頂きました。
次の世代のリーダーへの知恵の伝承を目的として、数十年に渡って活動を続け市民セクターの構築、NPOの礎を築いてきた播磨靖夫氏の言葉はセレンディビティ!そのもの。偶然にもまたもやすばらしい気づきをもらいました。

その内容は以下の通りです。
・閉塞感を増す日本社会において、NPOが提起する社会的価値とは何か、
・実現のために必要な構想力、ネットワーク力など、NPOにおけるリーダーシップにとって、最も必要なことは何なのか。
・問題解決力は「まなざし」と「問い」原点は何か、どこを見て、どう気づくのか
・どのようにとるべきアクションとして組み立て、地平を拓くのか。実現に必要な能力とは何か。
・社会変革型NPOとは何か
・社会やニーズをどのように読み解き、本質を洞察するのか
・ムーブメントはどう起こすのか。人と人とのダイナミックな関係性はどのようにつくられるのか
・NPOの組織運営の「支援者」(コンサルタント、NPO支援センター等) に求められる資質とは何か

インタビュー内容は、2009年3月末発行予定の書籍「NPOマネジメント概論(仮称)」に編集して掲載する予定だそうです。興味のある方はぜひお読みください。

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