上山市郊外で
先日の全国紙、山形地方版の取材メモに軽度のしょう害者で
運営する「みちのく屋台こんにゃく道場」の取材メモが載りました。
移動販売者で煮卵と玉こんにゃくを串刺しにして「玉ゴン」と言う
商品名で販売しています。
とかく、しょう害者の就労というと軽作業や単純作業が主に
なり、得られる対価も健常者とは比べ物にならないくらいに
僅かな額です。小規模作業所などからは、仕事が無いといった
悩みや、補助や助成への不満が多い中で、頑張っている姿は
自主への道を歩む素晴らしいものです。
その彼らの取り組みの中に、子どもの多いイベントの時には
「卵アレルギー」に配慮して、卵を煮る鍋とこんにゃくを煮る鍋を
別にしている事に感心したとの取材メモでした。巷に氾濫する
営利目的で食品を扱う人たちにも、なかなか出来ない配慮です。
こうした取り組みがファンを着実に増やし、売上げも順調に
伸びているとの事です。
一方、同じ新聞の全国版には障害者雇用促進法に基づいて
障害者の雇用を進める企業が、その受け皿として特例子会社を
設立していると言う記事が。この法律は従業員の数に応じて
しょう害を持つ人の決まった割合での雇用を義務付けている法律。
ところが、実態はこの子会社であまり意味のない軽作業をさせたり、
あるいは作業で造った製品を、あくまでも“おまけ”的な製品として
自社の販売品としては取り扱っていなかったり、あくまでも対外的な
ポーズとしている企業も多いとか。これでは、真の自立への支援には
役立ちません。
世の中、しょう害者に優しい社会とか、ノーマライゼーションとか
言葉ばかりが先行していますが、真の支援とは何かを考えさせられる
対照的な記事ではありました。しょう害を持っていようが、市場は
競争社会。同じ土俵で勝負しようとする姿には拍手を送りたいものです。
センターから見る雁戸山の勇姿



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