収穫の秋

収穫の秋

 

 

センターから見る山形市郊外は水稲の黄金色が濃くなり、
先週末くらいから、早いところでは稲刈りも始まったようです。
春先の水が張られた時の湖のような光景や、夏の濃い緑色の
景色がついこの前の様に感じられるほど、季節の移ろいは
早いものですね。間もなく、この黄金色も乾いた土色に変わり
冷たい西風が吹き始めます。

 

 

最近、いろいろなニュースでデータの提供にNPOの名前が
出てくることが多くなってきた気がします。アンケートの実施や
分析にそれぞれの問題に対して強い意識を持っているNPOが
活躍している様です。それはそれで素晴らしいことですね。
背景には、時間と費用のかかるこうした調査を行政で実施するのが
難しくなってきた事情がありそうです。

 

同じようなケースが消費者相談の現場でも起きているという記事が
昨日の新聞紙上に載っていました。いわゆる消費生活センターなどの
自治体が設置した機関が、NPO団体などにその役割をシフト
しているという内容です。消費生活センターの職員OBの皆さん達が
そのままNPOへシフトするというケースも多いようです。

 

確かに、強く問題意識を持つNPOがこういった分野で存在感を
示すことは、本来あるべき姿の一つの形かもしれません。しかし、
その調査について、例えば行政からの委託費が適正な対価で支払われて
いるかどうか、逆にNPO側が安易に補助金などの獲得に走り、
本来の団体ミッションを外していないか、その実態はなかなか
うかがい知ることが難しいことも事実です。

 

また、行政として本来向き合うべき市民や県民からの生の情報収集が
難しくなり、行政側の掴んでおきたい情報の不足も懸念されます。
これは、何もアンケートなどの作業にとどまらず、様々な委託業務に
ついて心配されることでもあります。本当にNPOが課題として
取り組むべき事象に向き合っていけるように、NPOとしても行政側も
お互いに配慮していかなければならないと強く感じるこのごろです。

(K)

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