3月21日(日)16:00から、シベールアリーナで、「Spring Jazz Special Live 」が開催されました!
主催は、『YAJC、ヤマガタ・アメイジング・ジャズ・クラブ』。
今年度2回目の開催です。
この事業は、「平成22年度山形市コミュニティファンド 株式会社シベール山形市文化・芸術支援基金」の補助事業で行われました。
当日は、約500名入場できるシベールアリーナがたくさんの市民の皆さんでいっぱいになりました。
まずは、16:00から「JAZZ入門講座」。今回演奏してくださる片倉真由子さんから、ジャズを楽しむための基礎についてお話を聞きました。
ジャズの聴き方、歴史、特徴など・・・、片倉さんは「お話は苦手」とおっしゃていましたが、観客の皆さんを楽しませながら、とてもわかりやすく説明してくださいました。いくつかご紹介します。
①ジャズは「○、2拍、○、4拍」のリズムを強調して演奏される。
②クラシックは譜面通りに作曲者の気持ちを読み取って演奏するもの。
ジャズは演奏する人、その人たちの気持ちによって毎回違うので、演奏が変わる。一回しか演奏はできない。それが即興演奏といわれるゆえん。
③ジャズの発祥のお話(アメリカの歴史の話)
④ジャズの演奏の仕方:コール&レスポンスなど
など・・・。
ジャズは聞く機会がなかなか無いせいか、なんとなく敷居が高い、どう楽しめばいいの?というような印象を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、そういった方でも基本を知ることができ、演奏を聞く前に楽しみ方を知ることができる内容でした。
演奏が始まると、ピアノの片倉さん、ベースの佐藤ハチさん、ドラムスの二本松さんの3人の息がぴったりあった演奏を披露してくださいました。3人とも本当にジャズを演奏することが楽しい!という気持ちで演奏してらっしゃるのが、会場にも伝わってきました。
演奏後に観客の方にもお話をうががうと、
「ジャズファンだったら少々値が張っても聴きに行くと思うが、低料金でこうした素晴らしいアーティストの演奏を、多くの市民の皆さんが聴くことができる機会はないので、良かったです。」
「初めて生でジャズを聴いたが、とてもよかったです。またコンサートがあったら聴きに来たいと思います。」
「違和感なく聴けました。」
などの感想を聞くことができました。
「明日から山形を離れるので良い思い出になりました。」という方もいらっしゃいました。
聴きにこられていた皆さんの年齢層は様々。高校生も来ていました。ご夫婦で、親子で、お友達と、おひとりでこられた方、様々ですが、皆さん楽しんでいらっしゃいました。
今回のコンサートを企画した、『YAJC、ヤマガタ・アメイジング・ジャズ・クラブ』代表の相澤榮さんにお話をお聞きしてきました。
「JAZZ、ロック、クラシックなど、音楽によって楽しみ方や作られた背景が違います。そういった音楽の違いを理解してもらいながら、たくさんの方に生の演奏を聞いてもらう場を提供したかった。JAZZは楽しみ方も自由、気軽に楽しんでほしいです。」と相澤さんはおっしゃていました。
11月に開催したコンサートも今回も、高校生以下の方を無料で招待しています。「子どもたちが本物のジャズ、生演奏に触れられる機会を増やしたいという想いから。小さい頃から、ジャズを自由に気軽に楽んでもらいたい。これからも子どもたちがジャズに触れられる機会を提供していきたい。」とおっしゃっていました。
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以前ホームページの「市民活動のご紹介」やこのブログでも紹介しました。
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11月19日ブログ
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