今まで山形市では、コミュニティバス高瀬線、地域交流バス南部線、
明治地区のオンデマンド方式などを通じて、高齢者などの足を確保してきたが、
ついに山形市西部地域にもコミュニティバスができた。

 

名称は、コミュニティバス西部循環線。
10月3日(月)から運行が始まったらしい。

 

山形市報(9月15日号)によると、運行は平日のみだが、7時30分から30分おきに
午後7時まで1日24便の運行があるとのこと。
※7時30分発は山形駅西口

 

また、運賃も同一エリアの場合は100円で、エリアをまたぐ場合は200円
(例えば、西部エリアから中心市街地エリアに乗車する場合)となっており、
私はまだ利用したことがないが、気軽に利用できそうな運行時間と運賃という印象を受ける。

※詳細はこちら → http://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/kurashi/sub4/kotsu/8b7d5pd0921161554.html

 

今のところ、運行が始まったばかりということもあり、利用者は少ないようだが、
今後、山形市の西部エリアに住んでいる方がこのコミュニティバスをうまく利用することで、
中心街に買い物に出かけたり、病院に出かけたり、友達に会いに出かけたりなど、
山形市西部地域の方の生活に溶け込み、山形の街全体で人の動きがより活発になればと思う。

 

特に、高齢者の移動にとって便利なバスになるのではないだろうか。
停留所の場所や、今後冬になって雪が降った場合の対応など、今後必要に応じて見直しがなされ、
バスを利用する・したい方にとって使いやすいバスになればと願うばかりである。

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【試される地域の力】

山形市コミュニティバス西部循環バスが走り出しましたね。
公共交通機関は大都市圏を除いて、ほとんどの地域で苦戦しています。

一方で、少子高齢化の大きな波にその必要性は声高に叫ばれているのも現状です。
今回の山形市の取り組みは、さまざまな予備調査を経て実施されていると思いますが、
今後継続できるかどうかは、私たち住民に依るところが大です。

立て前では公共の足が必要と言いつつ、チョットした用事でも車を利用し、
バスを優先することもなく、マイカーで平気で混雑時に割り込みをしたり。

もちろん、ご高齢の方たちの送迎や、子供連れでの買い物の不自由さを
強要する訳ではありません。
しかし、出来る範囲でこういった課題を認識し、協力する姿勢は必要でしょう。

あの3月11日の大震災後の停電や燃料供給が不安定な中、みんなが不満も唱えずに
バッグを背負って歩いたり、自転車で行動していた事を思い返せば、事の重大さえ認識すると
もっと、もっと公共交通を大切に考え直す機運が生まれてきそうです。

にわとり&卵の論争ではありませんが、みんなが少しづつ問題意識を持って臨むことが
今、求められているような気がします。

まずは、月1回や週1回のノーカーデー辺りから、公共交通利用促進に参加してみませんか?
CO2削減のおまけも付いてきますヨ。(^_-)

KS

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